2.27.2015

女性のイタリア・ヴァイオリン職人


チェロの指板もバリバリ削ります!
 21世紀に入ってからは女性のヴァイオリン職人が活躍しています。女性ならではの丁寧な仕事っぷりは製作以外の分野でも十二分に発揮されます。

 一口にヴァイオリン職人といいましても、楽器製作をする人、楽器を修理する人、楽器の調整をする人、楽器を紹介する人、弓を作る人、弓のメンテをする人、ショップの事務などなど・・・じつは多岐にわかれていまして性別をこえておのおの性格や環境、需要などによっていろいろな仕事を選択していきます。

 クレモナの街ではほとんどの職人さんがヴァイオリン製作をメインにしていますので、ここの街に来る数人の日本人女性の方々もヴァイオリン制作からのスタートです。

 最近イタリアではでは西洋人の女性作家は多くなり個性豊かな楽器づくりをしています。小生がミラノの学校の学生だった頃にいたメンバーも一人はバロック弓、一人はガンバ専門、一人はヴァイオリン制作にて活動しています。イタリアの女性はしっかりしていて地元の国ということもあり人数はいちばん多いのではないでしょうか。続いてフランス人でしょう。

 一方、日本人の女性は体力勝負な製作ではなく修理に進む女性の方も少なくありません。集中力が必要な修理は時間でくぎり、穏やかな仕事環境ですのでこちらがむいていると言うのにもうなずけます。
 また、弓関連の仕事も細かい作業が多い反面、スタートエンドのスタンスが短いのでこちらも人気があるようです。。


クレモナの製作者リスト

 そんな中、パートナーのちひろもクレモナで腰を据えて製作に励んでいます。
 日本人女性ではクレモナはもちろんイタリアではじめて製作家として名を刻みました。


 今日もせっせと朝からチェロの荒削りをしています・・・
 


 楽器作家 永石勇人